生産者の声
養鶏家 横田 新吾さん
横田さんは、深川養鶏農業協同組合の職員として養鶏に携わった後、生産者としてブロイラー、そして⻑州⿊かしわの生産に取り組み、養鶏に携わって47年ほどになります。
「長州黒かしわ」の飼育において、心掛けていることを教えてください。
特に衛生面に気を遣っています。例えば、悪い菌が繁殖しないように消毒や換気を行ったり、気候の影響や夏場と冬場で鶏舎内の温度が大きく変わらないように温度管理を行ったりしています。こうした衛生管理を徹底することで、安心安全な鶏肉を皆様にお届けすることができています。
「長州黒かしわ」の生産において、どのような時にやりがいを感じますか?
消費者の方の“美味しい”という声を聞いた時にはとても嬉しく思います。また、一生懸命に飼育した鶏が順調に育ち、出荷した際には、ほっとして達成感を感じます。
「長州黒かしわ」の美味しさの秘密はどのようなところにあると思いますか?
生産者としては、長州黒かしわはブロイラーと比べて飼育期間が長いため、その分気を遣うことが多いです。飼育中には、気候の変化、自然現象など様々なことが起こり、途中で何があるかわからないので、気を遣うことも多い分、長く大事に育てることで、美味しい長州黒かしわを生産することができます。
おすすめの食べ方を教えてください。
「焼き鳥」がおすすめです。長州黒かしわは、噛めば噛むほど旨味がでてくるので、長州黒かしわの旨味が長く感じられます。塩などのシンプルな味付けで長州黒かしわそのものの美味しさを味わっていただきたいです。
今後取り組んでいきたいことを教えてください。
長州黒かしわは、”高級“というイメージを持たれている方も多いと思いますが、もっと観光・宿泊施設、イベントなどを通して長州黒かしわの美味しさ・魅力を発信し、より多くの人に知っていただきたいと思っています。まずは一度食べてみていただきたいです。
最後に、横田さんにとって「長州黒かしわ」とは?
私は長州黒かしわの生産に誇りを持っています。だからこそ、山口県の代表的な地鶏として他にはない魅力をもつ長州黒かしわを全国に向けて発信し、より多くの方に知っていただきたいと思っております。