山口県オリジナル地鶏長州黒かしわとは
長州黒かしわは、天然記念物である「黒柏鶏」の血を受け継ぎ、地域の特色を出し、肉用鶏として経済性・食味の良さにこだわり、誕生した山口県産のオリジナル地鶏です。
長州黒かしわの味・品質は抗生物質・合成抗菌剤を使用しないハーブ入りの独自の配合飼料に加え、飼料用米や米ぬか等の地域資源を自家配合した飼料を給与し、海と山に囲まれた豊かな自然環境のなか、約80~100日間平飼いでのびのびと育てることによって高水準な肉質を保っております。
地鶏「長州黒かしわ」の飼育基準〜日本農林規格による地鶏認定基準との比較
- 素びな(在来種の血液割合)…50%基準に比べ、長州黒かしわは75%
- 飼育期間…75日以上基準に比べ、長州黒かしわは100日間
- 飼育方法…基準に則った『平飼い』
- 飼育密度…基準に則った『10羽/平方メートル以下』
※平飼いとは、鶏舎内または屋外に置いて鶏が地面を自由に運動できるようにして飼育する方法です。
長州黒かしわのルーツ 天然記念物「黒柏鶏」
黒柏鶏は島根県と山口県でかなり古くから飼育されてきた中型の鶏です。現在山口県内では、山口・防府・徳山の三市及びその付近の町村だけで飼育されています。
標準体重は成鶏の雄で3.3kg、雌で2.3kg。羽色は全身金属光沢をもつ緑紫黒色、純粋種は目、足、爪、もすべて黒色。とさか及び耳たぶは赤色、足は暗い鉛色なのが特徴です。鳴き声は普通7~8秒続き、中には10秒に達するものもあるそうです。
長鳴性のあることや尾羽が長く伸びる形質をもっていることから、小国鶏(京都府・三重県・滋賀県を生息地とする国指定天然記念物)の系統であるとされていますが、その成立過程はよくわかっていません。
白柏、赤柏と呼ばれる近縁の鶏も飼育されましたが、現在ではほとんど姿を消しています。
黒柏鶏は、現在、防府市大崎の玉祖神社内で飼育されており、境内には黒柏鶏発祥の地の顕章碑があります。
生産者の声
美味しさの特長
開発者と生産者の思いが込められた
その良質な味には人を魅了する理由があります。
噛めば噛むほどおいしい!
地鶏の適度な歯ごたえを残しながらも
柔らかくジューシーな肉質で、
噛めば噛むほど旨味が出てきます。
脳や筋肉の疲労回復を助ける
むね肉には、脳や筋肉の疲労回復を助ける
疲労回復機能成分の「イミダペプチド」が
多く含まれています。
長州黒かしわの胸肉は機能性表示食品です。
届出番号:G913
ほんのりと甘い澄んだ脂
臭みのない上品な味で、
ほんのりと甘い澄んだ脂が特徴です。
焼き物、鍋物に最適
料理では、特に焼き物、鍋物がおススメです。
おいしい長州黒かしわを是非ご賞味ください。